国営エア・インディアをタタGに売却 インド政府発表

インド政府は10月8日、業績不振が続く国営エア・インディアの全株式を同国最大財閥のタタ・グループに売却すると発表した。同政府はかねて売却先を募り、タタが最有力候補だとみられていた。エア・インディアを1953年までタタ・グループの傘下にあり、68年ぶりの復帰となる。
タタが1,800億ルピー(約2,680億円)を投じ、エア・インディアの全株式と負債の一部(1,530億ルピー)を取得する。一連の手続きは2021年内にも完了する見通し。