ジャカルタ特別州 苦情対応を徹底 副知事が言明

ジャカルタ特別州 苦情対応を徹底 副知事が言明
 ジャカルタ特別州のアホック副知事は1月10日、同州政府に寄せられた苦情や意見への対応が滞っていることを明らかにした。苦情対応状況を監視する職員を各局に配置し、改善・徹底に努める考えだ。同州広報局によると、2013年1~9月に州政府に寄せられた苦情や意見は9000件を超えた。うち電話は4000件、書面2700件、メール1431件。
 同副知事は「職員は苦情を受けるたびに、改善に努めると約束するが、守られているか確認するしくみがなかった」と指摘。同州は現在、州内各区・郡の首長や州各局・機関の業務評価を実施している。この結果に基づき、監視担当者を各局管理部位外の職員から任命し、透明性の確保に努める。