年央までは減速基調 後半は成長軌道に戻る 14年展望
三菱東京UFJ銀行ジャカルタ支店の勝田祐輔支店長はこのほど、2014年のインドネシアの景況展望について「年央までは減速基調、後半は成長軌道に戻る」など、大要次の通り語った。直接投資は自動車関連が一服し、今年は総選挙の動きを見据えながら様子見が続く可能性はあるが、日本からの投資意欲は衰えない-と指摘。年半ばぐらいまで減速基調は続きながらも大統領が決まって不透明感が払拭され、アンバランスになっている国際収支の調整が済めば、年後半は元の成長軌道に戻っていく-とみている。その結果、同銀行ではインドネシアの今年の成長率は5.6~5.8%で、13年と同水準かやや高め、また13年8%超だったインフレ率は5.0~6.0%まで下がると予測している。