7~9月GDP年率マイナス3.0% 緊急事態宣言で個人消費減

内閣府が11月15日発表した7~9月のGDP(国内総生産、速報値)は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前期(4~6月)比でマイナス0.8%、年率換算でマイナス3.0%となった。マイナスは2四半期期ぶり。この間に出されていた緊急事態宣言の影響で、GDPの半分以上を占める個人消費が同1.1%減と落ち込んだことが主な要因。旅行や外食の需要が低迷していることに加え、家電などの販売も減少した。また輸出が2.1%、設備投資が同3.8%それぞれ減少した。