インドネシア人メイド虐待の中国人女性を出国直前逮捕

インドネシア人メイド虐待の中国人女性を出国直前逮捕
 香港の各メディアによると、20歳代のインドネシア人メイドに虐待を繰り返し、重傷を負わせたとされる中国人女性、スルナムド・ロウ容疑者(44)が1月20日、香港国際空港で出国直前、香港警察に逮捕された。香港では住み込みの外国人メイドを雇うことが一般的だが、今回の一件は虐待の悪質性から大きな社会問題となっていた。
 インドネシア移住労働者連盟・香港支部によると、顔や手足を負傷するなどの虐待を受けたメイドの女性は23歳で、2013年5月からロウ容疑者の自宅で働いていた。現在、インドネシアに逃れて入院中。今回の虐待事件が明るみに出たのを機に、19日には主催者発表で約5000人がデモ行進した。