三菱樹脂がインドネシアで紙おむつ用透湿性材料を生産
三菱樹脂は1月21日、インドネシアで紙おむつのシートに使用される「KTF」ブランドの透湿性ポリエステルフィルムの生産ラインを新設すると発表した。同国ではすでにP&G、ユニ・チャーム、花王などの大手メーカーが現地生産を開始しているように、快適でムレにくい紙おむつの需要が急増しており、これに対応する。
傘下の製販子会社MCペット・フィルム・インドネシアが、ジャカルタ近郊のバンテン州メラクで製造ラインを新設する。投資額は約15億円で、2015年上期の稼働を予定している。生産能力は年間2億4000万平方㍍。同社の同フィルムの生産拠点は水島製造所(岡山県倉敷市)、台湾の太洋製膜に次ぐ3拠点目となる。