産業用の電力料金5月から2~4カ月ごとに引き上げへ
エネルギー鉱物資源省は1月21日、産業用の電気料金を5月1日から値上げすると発表した。契約容量が200㌔ボルトアンペア(KVA)以上で38.9%の値上げで、2~4カ月ごとに8.9%ずつ引き上げていく。3万KVA以上で64.7%の値上げで、2~4カ月ごとに13.3%引き上げていく予定。じゃかるた新聞が報じた。
値上げ時期について、ジェロ・エネルギー鉱物資源相は「4月は総選挙があるため、値上げ時期にふさわしくない」と社会的影響を考慮したことを強調した。産業用電気料金の値上げ総額は年間で8兆8500億ルピアになると予測している。国家予算の電力補助金は財政を圧迫している。13年は1兆4200億ルピアが不足する事態になった。14年は、13年に支払えなかった補助金額分も含め、71兆4000億ルピアを想定。