ジャカルタへの流量40%削減へ2つのダム建設で合意

ジャカルタへの流量40%削減へ2つのダム建設で合意
 ジャカルタ特別州のジョコウィ知事は1月20日、西ジャワ州のアフマッド・ヘルヤワン知事や公共事業省高官らと会合を開き、首都の洪水対策の一環として、チリウン川流域2カ所にダムを建設することで合意した。ダムの建設地は西ジャワ州ボゴール県のチアウィとスカマヒ。中央政府が資金面で援助する。これらのダム建設により、ボゴールからの流量を調節し、ジャカルタへの流量を40%減らせると期待されている。
 現在は設計段階で、2015年から工事を開始する予定。チリウン川からチサダネ川への放水路を建設する計画もあり、チサダネ川が流れるバンテン州タンゲラン県の許可を待っているという。