困窮学生への10万円給付 補正予算案に700億円弱計上へ

日本政府は、コロナ禍で困窮する大学生らに支給する10万円の「緊急給付金」について、今週内にも閣議決定する補正予算案に700億円弱計上する方針を固めた。支給対象には、経済的に厳しい状況にある留学生も含めることにしている。
この給付金は、非課税世帯や、収入がそれに準じる低所得世帯の学生向けの「修学支援制度」の利用者のほか、経済的理由で就学継続が困難(コロナ禍で収入が大幅減、家庭から自立してアルバイト収入で学費を賄っている)などの要件を満たし、大学が推薦する学生(留学生を含む)にも支給する方針。