GSユアサ リチウム電池が準天頂衛星初号機後継機に搭載

GSユアサグループのジーエス・ユアサテクノロジー(本社:京都府福知山市、以下、GYT)は11月29日、同社製の宇宙用リチウムイオン電池が、三菱電機(本社:東京地千代田区)製の準天頂衛星初号機後継機に搭載されていると発表した。
この後継機は内閣府の衛星で、2021年10月26日に国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、略称:JAXA)の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
準天頂衛星システム(みちびき)は、米国のGPS衛星と一体利用することで、山間地や都市部のビル街でも高精度で安定した衛星測位サービスを提供。自動走行分野はじめ船舶海洋分野や物流分野など多くの分野で活用されている。
2010年に打ち上げられた初号機は、2017年に打ち上げられた2号機~4号機とともに4機体制で衛星測位サービスを提供している。初号機後継機はこれらの役割を引き継ぐとともに、配信する測位信号の精度向上が期待されている。