インド・デリー首都圏の新型コロナウイルスの抗体保有率97%

インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの抗体保有率が97%に上ったことが地元警察の調査で分かった。新規感染も激減しており、集団免疫に近い状態を獲得した可能性がある。感染を防ぐのに必要な抗体量がいつまで維持できるのか、新たな変異型に効果があるかは不明だ。
調査は9~10月、デリー首都圏政府が2万8,000人を対象に実施。1月の前回調査では約56%だったが、8カ月で急上昇した。読売新聞が報じた
インドは4~5月、デルタ株の感染拡大に見舞われた。ピーク時の1日の新規感染者数は全国で40万人、首都では2万8,000人に上り、首都圏政府はロックダウンを実施した。