イ代表FWのイルファン選手のJ1甲府入り決定

イ代表FWのイルファン選手のJ1甲府入り決定
 サッカーのインドネシア代表FWイルファン・バフディム(25)のJ1ヴァンフォーレ甲府入りが決まった。1月27日にジャカルタで記者会見が行われる。同選手は昨年末、Jリーグの合同トライアウトと甲府の練習に参加、日本でのプレーを熱望していた。東南アジア出身のJリーガーは昨季、コンサドーレ札幌でプレーしたレ・コン・ビン(ベトナム)に続いて2人目で、インドネシア人では初めて。
 甲府は山梨県が進めるインドネシアとの経済、文化、教育での交流事業に協力する形で同国代表選手の獲得に動いた。今回の移籍によってガルーダ・インドネシア航空が甲府のスポンサー企業となり、また甲府はインドネシアでのスクール事業も構想している。
 イルファン選手はオランダ生まれで、10歳から12歳まで名門アヤックスの育成組織に所属。ユトレヒトでオランダ1部リーグの出場経験があり、プレーが洗練されている点を甲府は評価した。2010年からインドネシア代表。甘いマスクで人気がある。