オミクロン株46カ国・地域に拡大 英国で感染急拡大 米でも

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が急速に世界に広がっている。感染者が確認されたのはすでに46カ国・地域に上っている。英国の保健当局は12月5日、同国のオミクロン株の感染事例が累計246件となり、前日より86件増えたと発表した。また、ニューヨーク・タイムズは5日、全米50州のうち17州にオミクロン株の感染事例が広がったと報じている。
変異型のゲノム情報データベース「GISAID」によると、最初にオミクロン株が確認された南アフリカの感染者数は累計228件。この結果、国別の確認件数でみると英国がすでに南アを上回り最多となっている。
オミクロン株の毒性についてはまだ不明な点が多い。欧州連合(EU)の専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、5日までにEU域内で確認された感染事例はすべて無症状か軽症だった。死者の報告はないという。世界保健機関(WHO)も3日時点でオミクロン株の死者事例は出ていないと発表している。