インドネシア国家防災庁などによると、インドネシア・ジャワ島東部のスメル山(海抜3,676m)が12月4日午後、噴火し、5日までに少なくとも14人が死亡、56人が重軽傷を負った。火砕流が広範囲に広がって多数の家屋が数mの堆積物で埋まっており、死傷者は増える恐れがある。避難者は約1,300人に上っている。火山灰により道路交通に影響が出ている。
国家災害対策庁や国軍は5日、ヘリや重機を現場に投入し、創作活動を本格化している。スメル山はジャワ島最高峰として知られ、これまで分かを繰り返している。また、国営アンタラ通信によると、地元災害多作当局は6日までに周辺の村で少なくとも家屋約3,000軒が火砕流の被害に遭ったと明らかにしている。