関西電力送配電 鉄塔工事現場へドローンで山間部に機材運搬

関西電力送配電は12月8日、彦根市の山間部にある鉄塔工事現場へ送電線の部品や工具など重機材の運搬にドローンを活用する取り組みを始めた。今回使ったドローンは全長2.7mの大型のもので、最大で60kgの荷物を運ぶことができるという。
山間部の工事は重い機材を人力で運んだり、新たに道を整備したうえで車で運んだりするため、時間や労力がかかることが課題となっている。しかし、8日の現場では、これまで人力で運ぶとおよそ40分かかっていた運搬作業が、わずか2分で終わったという。同社では今後も同じような山間部での工事にドローンを活用することを検討していく。