2014年の経済成長率は5.76% 経済調整相が見通し
地元メディアによると、インドネシアのハッタ経済調整相は1月21日、2014年の経済成長率は5.76%になると予測した。同相は「今年は選挙があるが、経済活動は停滞しないだろう。国内経済の成長を促し、中間層の購買力を拡大させることが重要だ」と話した。ただ「世界経済が停滞し、インドネシア経済へ悪影響が及ぶ可能性もある」との懸念も示した。
対策として①第1、2四半期の国家予算支出の質の向上②食料品の価格安定③コストに占める物流費の比率を15年に13年から4%減の10%に削減④主要エネルギー源の輸出削減によるエネルギー安保の強化⑤16年まで段階的に鉱物禁輸措置を講じることによる加工産業発展-などを挙げている。