タイの日本食店4,370店 9年連続増 地方初めてバンコク上回る

日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所のまとめによると、2021年のタイにおける日本食レストラン店舗数が前年比6.7%増の4,370店となり、9年連続増加したことが分かった。首都バンコクの店舗数が減少に転じる一方、バンコク以外の地方では低価格帯のすし店やラーメン店が増加。2007年の調査開始以来初めて、地方の店舗数がバンコクを上回った。
地域別にみると、バンコクは2%減の2,073店舗だった。バンコク以外の地方は2,297店舗で16%増えた。業種別で最も出店数が増えたのはすし店で、342店舗増加した。2021年に新規開業した店の約4割がすし店だった。総合和食やラーメンも店舗数が増えた。