尖閣沖で中国海警局の領海侵入34件,日本漁船に接近2倍以上

海上保安庁によると、2021年に沖縄県の尖閣諸島周辺で中国海警局の船が領海に侵入したのは34件に上り、前年より10件増えた。とくに威嚇するように日本の漁船に近づこうとする動きで領海侵入するケースが18件確認され、前年の8件から2倍以上に増えた。また、海警局の船が領海の外側にある接続水域を航行した日数は332日で、過去最多だった前年の333日とほぼ同じ水準となった。