世界14都市オフィス賃料 いぜん7割の都市で下落 21年秋調査

日本不動産研究所(所在地:東京都港区)がまとめた世界の主要14都市の不動産調査によると、2021年10月時点のオフィスビル賃料が半年前より下落した地域が、香港、東京、ニューヨークなど10都市(約7割)に上った。各地域・都市で新型コロナウイルスの感染拡大で、在宅勤務が定着し、オフィススペース利用減少の影響が続いていることが分かる。
調査は毎年4月と10月に実施。アジアや欧米の14都市で不動産鑑定士が新築のオフィスビルの契約賃料を調べ、指数化している。