東京都 22年度IT人材1万人育成 コロナ禍で失業の若者支援

東京都の小池百合子知事は1月9日、2022年度、1万人規模のデジタル人材育成に取り組むことを明らかにした。新型コロナウイルス禍で失業した若者らに対し、人工知能(AI)や社内システム構築など中・上級者向けのスキル研修を実施。若い世代の再就職やデジタル化を進めたい中小企業などを支援する。
デジタルを活用した若者の再就職支援は2021年度も取り組んでいるが、2022年度は規模を2.5倍に拡大。雇用のミスマッチ解消を目指す。初級者向けとして、複雑なプログラミング技術が不要なローコード開発などを学べる研修を新たに設ける。