世界の平均気温 21年は5番目の高さ EUの気象情報機関

欧州連合(EU)の気象情報機関、コペルニクス気候変動サービスは1月10日、2021年の世界の平均気温が観測史上5番目の高さだったとの分析結果を発表した。地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)とメタンの大気中の濃度も上昇を続け、勢いが衰える気配はないとしている。
2021年は1850~1900年の平均気温より1.1~1.2度高かった。2021年は欧州で豪雨による洪水で多くの犠牲者が出たほか、熱波による山火事も発生するなど世界的に異常気象が相次いだ。