21年12月街角景気 4カ月連続改善 先行きオミクロン株で悪化

内閣府が1月12日発表した2021年12月の景気ウオッチャー調査(街角景気)は、3カ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)が56.4と前月比0.1ポイント上昇した。一方、2~3カ月後の先行き判断指数は前月より4.0ポイント低い49.4に悪化した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が個人消費の回復の足かせになるとの見方が広がった。現状判断指数の改善は4カ月連続で、2005年12月(57.5)に次ぐ過去2番目に高い水準だった。