トンガ政府 噴火の津波最大15m,3人死亡 被害の全容いぜん不明

トンガ政府は1月18日、海底火山の大規模噴火の影響で3人が死亡し、多数の負傷者が出たと発表した。最大15mの津波が起き、首都ヌクアロファのあるトンガタプ島など複数の島が被害を受けた。ただ、いぜんとして被害の全容は判明しておらず、死傷者が増える恐れがある。通信手段が寸断されており、発生4日目で初めての公式発表となった。
火山灰によって水の供給に深刻な影響が出ているほか、港の埠頭が壊れ、空港滑走路に火山灰が積もっているため、海上と航空の輸送に支障が出ているという。