日本電機工業会(JEMA)が1月24日発表した2021年の白物家電の国内出荷額は前年比0.6%減の2兆5,215億円だった。出荷額が前年割れとなるのは6年ぶり。前年割れとなったのは、2021年6月以降、新型コロナウイルスの巣ごもり需要の反動や、夏の天候不順でエアコンの出荷額が減少するなどの影響が出たため。
エアコンは前年比5.2%減の7,638億円、冷蔵庫は同0.9%減の4,390億円だった。一方、洗濯機は同2.8%増の3,932億円と統計開始以来、過去最高のを記録した。乾燥機能に優れた高機能タイプの需要が増えたことが主要因。