濃厚接触者の待機 原則7日間に短縮 社会活動維持へ 首相

岸田首相は1月28日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者について、自宅などでの待機期間を現在の10日間から原則7日間に短縮すると発表した。保育士らエッセンシャルワーカーは2回の検査で陰性が確認できれば「5日目」に待機を解除する。無症状の感染者の療養期間も、検体採取日から10日間だったのを7日間に改めた。いずれも28日付で適用した。このほか、水際対策で帰国者に求めている10日間の待機期間も原則7日間に短縮している。
オミクロン株の急拡大で濃厚接触者が増える中、職場復帰を早めて社会活動の維持を目指す。