東京の病床使用率50%超も「緊急事態宣言」発出は慎重に対応

東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は2月1日、1万4,445人と火曜日としては最多となり、全国では8万人を超えて過去3番目に多くなった。この結果、都内の病床使用率は同日時点で50.7%となり、都が緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしていた50%を超えた。ただ政府は、感染力が強いものの、重症化率は低いとされるオミクロン株の特性を踏まえ、社会活動を維持するためにも宣言の発出はできるだけ回避したい考えで、重症者用の病床の使用率などを注視しながら、慎重に対応する方針。