農林水産省は2月4日、2021年の農林水産物・食品の輸出額が前年比25.6%増の1兆2,385億円で過去最多となったと発表した。通年で日本政府が2006年に目標に掲げた1兆円を初めて突破した。今後は2025年までに2兆円、2030年までに5兆円の達成を目指す。米国や中国向けの外食需要が増えた。2021年12月は前年同月比20.2%増の1,217億円と、単月で過去最高額を記録した。国・地域別では、中国が35.2%増の2,224億円で、比較可能な2001年以降で初めて首位となった。2位は香港で6%増の2,190億円、3位は米国で41%増の1,683億円だった。以下、台湾、ベトナムが続いた。