JX日鉱日石 インドネシアで軽油の輸入販売事業開始
JX日鉱日石エネルギーは2月3日、今年5月を目途にインドネシアにおいて、軽油の輸入・販売事業を開始すると発表した。同社は同国で2009年8月に設立した100%出資子会社のNippon Oil Indonesia(以下「NOID」)が、すでに潤滑油の販売を行っているが、同社の事業に燃料油の輸入・販売を追加し、日本と同様、顧客に信頼してもらえるサプライチェーンを構築し、「ENEOS」ブランドの拡大に努める。NOIDの所在地はジャカルタで、資本金は610万米㌦。従業員は13名(うち日本人駐在員6名)。
インドネシアでは経済成長に伴い増加するガソリン・軽油などの需要に対して国内の石油精製能力が不足。燃料油を中心とした石油製品を恒常的に輸入している。