厚生労働省は2月14日、新型コロナウイルスワクチンを米ファイザー社と1,000万回分の追加供給契約を締結したと発表した。3月末までに調達する。従来は3月末までに約3,700万回分を自治体に配布する予定で、これに今回契約分が上積みされる。この結果、2022年中の輸入量はすでに契約している分と合わせて1億3,000万回分になる。
日本政府は3回目のワクチン接種用として、米ファイザー製と米モデルナ製を承認。1、2回目までとは異なるメ-カーのワクチンを接種する交互接種を認めているが、ファイザー製が選ばれやすい傾向がある。ところが自治体に配布しているワクチンはモデルナ製が多く、接種が円滑に進まない一因になっている。