インドネシアの13年末の政府債務残高は4年で49%増に
インドネシア財務省はこのほど、2013年末の政府債務残高が2009年末から約49%増の2371兆3900億ルピア(約20兆円)に達したと発表した。政府債務は外貨建ての借り入れ比率が高いことから近年のルピアの下落が増加の主因としている。また、この政府債務を国内総生産(GDP)比でみると26%で、09年の28.3%から2.3%低下している。
近隣諸国の政府債務残高のGDP比をみると、マレーシアが57%、タイが47%、フィリピンが41%などとなっており、インドネシアはいぜんとして安全な水準-と財務省では話している。