国連安保理 非難決議採択できず ロシアが拒否権発動

国連安全保障理事会は2月25日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は「国連憲章違反であり、最も強い言葉で遺憾の意を表する」とする決議案を否決した。米国や日本など81カ国が共同提案した非難決議案は賛成多数を確保したが、常任理事国のロシアによる拒否権発動で採択できなかった。中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)は棄権した。