山梨県、東京電力ホールディングス、東レは2月28日、これまで培ってきたP2G(Power to Gas)システムの開発成果をさらに発展させ、カーボンニュートラルの実現をきゅどうで目指すため、国内初のP2G事業会社「やまなしハイドロジェンカンパニー(以下、YHC)」を設立したと発表した。
新会社の所在地は山梨県甲府市(米倉山電力貯蔵技術研究サイト内)、資本金は2億円で、出資比率は山梨県50%、東京電力HD25%、東レ25%。
YHCでは「水素等の製造、供給、販売ならびにエネルギーサービスに係る事業」「水素等の製造、貯蔵、輸送に係る技術開発ならびに実証事業」「水素等の利用の普及、拡大に係る事業」等に取り組んでいく。本格的な業務は2022年4月から開始する予定。燃料の非化石化と電化を促進する。