英紙タイムズによると、ロシアのプーチン政権に近い傭兵派遣会社と特殊部隊により、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対する暗殺が過去1週間で3回試みられたが、いずれも阻止された。ウクライナ当局関係者らの話として報じられた。
暗殺を企てたのは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の傭兵とロシア南部チェチェの特殊部隊。ワグネルの要員は約400人に上るとされ、、6週間以上前から潜伏し、ウクライナ政府要人24人を標的にしている。暗殺阻止にあたり、両グループには死者が出ているという。暗殺計画に関する情報は、軍事侵攻に不満を抱くロシア情報機関・連邦保安局(FSB)関係者からもたらされたもよう。