海外からの投資促し、企業の透明性向上へ 金融庁
インドネシア金融庁(OJK)は、上場企業の企業統治の向上のための規制を導入し、企業の透明性を高めて、外国からの投資を促したい考えだ。株主保護や情報の透明性など5分野33項目について企業を評価。海外の投資家が判断しやすい環境を整える。バスリ財務相も、さらなる外国資本誘致のためには、企業統治の向上が欠かせないとの認識を示している。インドネシア政府には米の量的金融緩和縮小を受けて、今後はとくに海外の投資家が運用先を見極めて投資するようになるとの危機感がある。世界銀行などと協力し、2015年1月からの導入を目指す。