政府 今夏にも4回目ワクチン接種の開始想定

日本政府は、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を行う検討に入った。3回目接種から6カ月以上の間隔を空け、今夏にも開始することを想定している。これまでと同様、公費負担で行う方向。
政府は3回目接種の全対象者分を上回る1億2,820万回分のワクチンの配送を4月末までに終える計画を発表している。4回目接種には、2022年中に輸入する米ファイザー製7,130万回分と同年上半期に輸入するモデルナ製2,350万回分を回す方針。1、2回目の接種で余った4,400万回分も3回目接種に活用しており、厚生労働省によると3回目接種で生じる余剰分を合わせれば、すでに希望する国民全員が4回目を接種できる数の見通しは立っているという。