日本 ネパールの上水道改善に25億円の無償資金協力

日本政府はネパール第3の人口規模のビラトナガル市の上水道改善計画に総額25億4,100万円を無償資金協力する。3月10日、首都カトマンズでこの旨を記した交換公文の署名および書簡の交換が行われた。
ビラトナガル市はインドとの国境付近に位置し、インドのコルカタ港ともつながる物流拠点として今後さらなる発展が見込まれている都市。しかし同市の上水道普及率は限定的で、水道へのアクセスのない市民が利用している浅井戸からは鉄・マンガンに加えて、大腸菌が検出されており、給水状況の改善が急務となっている。