トヨタ車体 1人乗りEV「コムス」積載量3倍の改良モデル

トヨタ自動車子会社のトヨタ車体(本社:愛知県刈谷市)は3月10日、1人乗りの超小型電気自動車(EV)「コムス」の改良モデルを発表した。原動機付き自転車に区分される「ミニカー」の積載量のルールが2021年半ばに見直されたのを受け、コムスも規定に沿って90kgとこれまでの3倍に増やしている。4月1日から全国のトヨタ販売店で発売する。
コムスは2012年7月に誕生。狭い道での走行や狭いスペースでも駐車しやすいことから宅配や宅食などの配送サービス、観光や自治体のシェアリングサービスなど、顧客とともに市場をつくりながら10年間で約9,500台を販売している。