1月の消費支出6.9%増 交通・外食伸びる 6カ月ぶりプラス

総務省が3月11日発表した1月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万7,801円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比6.9%増加した。プラスは6カ月ぶり。
消費支出の内訳は交通・通信が32.2%増、外食は29.0%増。外出機会の増加でガソリンなどの自動車関係費が大幅なプラスだった。コロナ禍前の2019年同月比ではパック旅行費や飲酒代が7割減、鉄道運賃も4割減で、サービスや交通関連の落込みが続いている。