G7 追加制裁「用意」 化学兵器・核兵器の脅威に警告

日米欧の主要7カ国(G7)は3月24日、激しい戦闘が続くウクライナ情勢を議論する首脳会議を開いた。会議後の共同声明では、ロシアへの追加の経済制裁について「必要に応じて講じる用意がある」と宣言。制裁の具体策には触れなかった。また、ロシア側が使用も辞さない構えを示している化学兵器や核兵器の使用の脅威への警告も打ち出した。
このほか、G7は「すべての国に対し、ロシアが侵略を続けるための軍事やその他の支援を行わないよう求める」ことでも一致した。中国へのけん制が念頭にある。