江崎グリコ 40年ぶり社長交代 ASEANで事業拡大 

江崎グリコ(本社:大阪市西淀川区)は3月24日、社長交代を発表した。40年にわたって同社を率いてきた江崎勝久社長(80)が代表権のある会長に退き、長男の悦朗専務(49)が社長に就任する。同社の社長交代は1982年以来40年ぶり。
江崎悦朗社長は今後の運営について「日常的な生活の中で利用していただけるブランドや商品を開発していく」とし、主力の菓子以外にパスタや飲料など日常的に消費される食品に力を入れていく考えを示した。
また、インドネシアで新工場を稼働させるのをはじめ、積極的に東南アジア諸国連合(ASEAN)全体に事業を拡大していく姿勢を強調した。