中国・上海市 感染拡大で3/28~4/5都市封鎖実施

中国メディアによると、同国の上海市はオミクロン株など感染力の強い新型コロナウイルスの変異株の感染拡大を受け、事実上の都市封鎖(ロックダウン)を始めた。今回のロックダウンは市内を2地域に分けて実施する。金融機関などが集積する東部は3月28日から4月1日午前5時まで、日本人が多く住む西部は4月1日午前3時から5日午前3時までとする。
対象地域でバスやタクシーなど公共交通機関の運行を停止し、市民の外出を原則禁止している。ロックダウン期間中に全市民にPCR検査を実施。中国政府が掲げる”ゼロコロナ”政策に基づき、感染者を隔離し新規感染拡大を阻止する。これにより、テスラが上海工場での電気自動車(EV)生産を4日間停止するなど企業活動への影響は避けられない見通し。