企業への信頼度は政府の1.5倍に 民間企業調査で判明
広報コンサルタントのエデルマンが世界27カ国で無作為抽出した回答者2万7000人と大卒以上の回答者6000人の計3万3000人を対象に実施したインターネット調査で、インドネシアでは企業の信頼度が82%に達し、同53%の政府の1.5倍強の支持を得た。インフラ整備などの「重要課題を解決する能力」は、政府より企業の方が上と考える傾向が続いており、ブラジルやインドなど他の新興国の経済問題の処理能力に対しても同様の傾向がみられた。地元メディアが報じた。
インドネシア政府の信頼度は、汚職撲滅委員会(KPK)の取り組みや、ジャカルタ特別州など求心力のある特定の首長の人気を反映し、47%だった2013年より向上した。しかし、「問題解決能力への信頼度」は14%、「真実を語る誠実さ」は15%と低迷している。