インドネシアのジャカルタ近郊で、3月31日から4月10日まで「インドネシア国際モーターショー(IIMS)」が開かれている。IIMSを主催した会社は開催の目的について、脱炭素社会に向け「IIMSを通して、自動車産業と連携しクリーンエネルギーへの移行の役割を担い、インドネシア政府が掲げる2060年のCO2ネットゼロ目標達成に貢献したい」とした。
乗用車はトヨタ自動車、ホンダなど15ブランド、二輪はホンダヤマハ発動機など14ブランドが出展した。また、複数のブランドが電気自動車(EV)の展示を行い国産ブランドも初展示された。トヨタ自動車は現地販売法人トヨタ・アストラ・モーターが、コンセプトカーとして、バッテリー式EV(BEV)の多目的車(MPV)「キジャン・イノーバ」を開会式当日のみ披露した。廃ブルッド社では「カムリ」「カローラ・アルティス」も展示した。