三菱重工 タイの火力発電所でGTCC3号機が運転開始

三菱重工業は4月7日、タイの天然ガス火力発電所2カ所の建設プロジェクトで、2021年10月の2号機に続き、M701JAC形GTCCの3号機が運転を開始したと発表した。これは2018年にM701JAC形ガスタービン8基で構成される総出力530万KWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備をフルターンキー契約で受注したもの。併せて25年間の長期メンテナンス契約も締結している。
両発電所はいずれも首都バンコクの南東約130kmに位置しており、チョンブリ県とラヨーン県に建設されているもの。出力はいずれも265万KW。電力はタイ電力公社に販売される。
同プロジェクトは東南アジアにおけるM701JAC形の初受注例で、2024年に予定される全8基での運転開始に向けて建設工事を進めていく。