総務省が4月15日発表した2021年10月1日時点の人口推計によると、少子高齢化に歯止めがかからない。65歳以上の高齢者は3,621万4,000人だった。この結果、総人口(1億2,550万2,000人)に占める割合(高齢化率)は28.9%で過去最高となった。
出生児数は83万1,000人にとどまり、前年より4万人少なかった。死亡者数は6万8,000人増の144万人だった。出生児数が死亡者数を下回る自然減は15年連続となった。
外国人は入国者数から出国者数を差し引いた社会減が2万8,000人で、9年ぶりのマイナスとなった。新型コロナウイルス感染拡大による出入国の制限、減少が大きく響いた。