総務省が4月15日発表した2021年10月1日時点の人口推計によると、東京都の人口は1,401万人で前年比0.27%減となった。減少は1995年以来26年ぶり。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークスの推奨と、感染リスの高い東京都を離れる動きが広がり、転出が転入を上回る事態が進行し、これまで他の道府県とは別格として増え続けてきた東京も人口減少に転じた。
東京都に人口は全国の11.2%を占め、都道府県別では最大。年齢別にみると、15~64歳の「生産年齢人口」の割合は66.1%と全国で最も高く、65歳以上の高齢者の割合は22.9%と全国で最も低かった。