中国1~3月期GDP4.8%増 コロナ再拡大で減速感強まる

中国国家統計局が4月18日発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比4.8%増となった。8四半期連続のプラス成長で、成長率は2021年10~12月期(4.0%)を上回った。だが、上海などでの新型コロナウイルスの感染再拡大に対する厳格な”ゼロコロナ”政策の影響で、移動や経済活動が制限され、3四半期連続で5%を割り込み、足元で景気減速感は強まっている。