マイナビが運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」が実施した、ワーキングマザーの働きやすさに関する意識調査によると、理想の育休取得パターンは「妻が主に取得し、夫も必要に応じて」が最も多く78.1%だった。その理由を聞くと「夫の方が収入が高い」「昇進に関わるから」「夫ひとりでは子どもの面倒ををみられない」などの意見があった。2位は「夫と妻がおなじくらい」(19.3%)だった。その理由を聞くと「自分も仕事の責任を果たしたい」「職場復帰後の負担が偏らずに済む」など、キャリアも子育ての分担も対等にしたいという声が挙がった。
夫が育休を取ったことがあると回答したのは33.1%だった。夫が育休を取ったことがない人のうち、出産直後(8週間以内)に夫に育休を取ってほしかったと回答したワーキングマザーは63.6%だった。年代別でみると、20代は69.0%に対し、40代は57.8%と、「夫婦での子育て」に対する意識は年代によって差があることが明らかになった。
調査は2月25日~3月1日、小学生未満の子どもを持つ20~40代の女性会社員(正社員)、公務員を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は800人。