中国・広州市で日本線など大量欠航 供給網に影響

中国広東省広州市で空港関係者の新型コロナウイルス感染が発覚し、フライトの取り消しが相次ぎ、日本に向かう便の欠航も出ており、今後サプライチェーンの乱れにつながる事態となっている。
旅行アプリによると、5月に入ってから広州空港で離着陸した航空機は1日あたり20~30機程度にとどまっている。4月の同100~400機から激減している。欠航は国内線中心だが、国際線にも波及、取り消しが相次いでいるという。欠航理由について、空港当局の防疫対策により職員の旅客ターミナル入場が制限されるためと説明している。