経済危機のスリランカ 首相が辞任表明 大統領の兄

スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ首相は5月9日、辞任を表明した。同氏がツイッターで「大統領に辞任を申し出た」と明らかにした。同首相は、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の兄。
同国は現在、深刻な経済危機に直面し、政権に対する批判が強まり、国民の間で抗議行動が続いている。地元メディアによると、ゴタバヤ氏は混乱収拾に向け、マヒンダ氏に辞職するよう求めていたという。